ちりめんじゃこが出来るまで

熊本県上天草市龍ヶ岳町周辺の漁場で漁を終えて帰港し、
鮮度が落ちないようにコンテナの中から氷といっしょに
「チリメンジャコ」が水揚げされます。

水揚げされた「ちりめんじゃこ」は、一端、
深さ20〜30mからくみ上げられた海水で洗います。
(写真手前の層、奥はゆで釜です。)


海水で洗うと同時に、「ちりめんじゃこ」の
大きさをある程度均一にするため、選別機の中を通します。
左記の写真はちりめんじゃこを入れる様子。

 

左記の写真はちりめんじゃこが選別機を通っている様子。


 


選別機を通った「ちりめんじゃこ」を「ゆで釜」へ送ります。

きれいで透明なちりめんじゃこ。
もちろんこのまま食べることも出来ます。

上記のちりめんじゃこを手のひらに乗せてみました。


さて、ゆで釜へ送ったちりめんじゃこですが、
ここが「ちりめんじゃこ」の美しさの秘密といっても
過言ではありません。一気に100℃の熱湯でゆで上げます!

 

左記の写真が温度計です。100℃ピッタリの温度です。

ゆで上げられた「ちりめんじゃこ」です。この状態を
釜揚げちりめんじゃこ」といい、一番美味しい時です。

ゆで上げたばかりの「釜揚げちりめんじゃこ」を手のひらに乗せてみました。 真っ白になったちりめんじゃこです。
そして、パクッ!と一口 「・・・」 ウマイっ!


ゆで揚がったちりめんじゃこを、大型の扇風機で乾燥します。
左記の写真が工場の外からの写真です。

 


左記の写真が工場内から撮影しました。

乾燥された「ちりめんじゃこ」を高さが低くて
薄いコンテナに移し、「天日干し」乾燥場へ運びます。


地場50〜60cmの高さの乾燥場です。
ちりめんじゃこを手際よくネットの上にバラまきます。

「ちりめんじゃこ」の美味しさは、なんといっても「天日干し」です。 今回の水揚げで、辺り一面ちりめんじゃこ畑となりました。


「天日干し」で乾燥された「ちりめんじゃこ」は 大きさで呼び名が違いますが、大・中・小に選別されます。 また、小さなものやキズものを風力による選別がなされます。


いよいよ最後の工程です。
ここの工程が一番むずかしく、人の目による型・大きさが別けられます。 そして箱詰めして、皆様の元にお届けされます。

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